エッセイを頼まれてしまってからだいぶ時間がたってしまっているようで・・・申し訳ありません。
なぜなら、ホームページを見て、「なおちゃん」とか書いてあるけど・・・別の人だろうと思い込んでいました。
無意識下に自分に都合良いように思い込んでしまうという必殺技。かなり年季の入った天然ボケってやつです。
大変遅れてごめんなさい。
こないだの合宿にも2日目しか参加できなかったので顔と名前すら一致しない方もいるかと思いますので簡単に自己紹介を。
パートはバイオリン。
バイオリン歴はけっこう長いのですが(二周りはまわっている!歳がばれますが。)、
細々と、よくぞ切れずに続いたな・・・という感じです。
大学在学中は、せっかくだしというのりで初めてオーケストラなるものに所属しました。
卒業後は、機会があればバイオリンをケースから出す。てな具合で、ご無沙汰になることしばしば。
つまりバイオリンとわたし、かなり消極的なつながりだったのです。
えらく時間がかかったのですが、その関係が変わってきました。それは、母との関係と同時進行で。
わたしの場合、母との関係が疎ましくなく納得できるようになるに伴ってバイオリンも
受け入れられるようになってきたのです。
この文章を母様が読んでしまうかもしれないので断っておきますが、
わたしの母はいやな人ではありませんよ。
やはりわたしのことをいつも一番心配してくれる人だと感謝しています。
でも、母に対するマイナスな感情って娘としては必ずといっていいくらい持つものなんじゃないかなあ。
(どうですか??皆さんは?)
まあそんなわけでわたしの能動的バイオリン、あるいは音楽生活が始まりつつあるわけなんですが、
そんなときにたまたま縁あって「オケアン」に誘ってくれた方がいらっしゃって、
参加させてもらうことになったのです。
長々となりましたがこれが、オケアンにいたるまでの概略です。
細々と続いたバイオリンとの関係、それがなぜ切れてしまわなかったのかというと、
母との関係がそう簡単に切れるものではないから、と言われてしまえばそうかもしれないのですが、
そんな中で、演奏するということの楽しみもそれなりに知るようになったのです。
一つは演奏することで自己表現、あるいは疑似体験をすること。
悲しくなったり、嬉しくなったり、堂々としてみたり、恋愛している気持ちになったり。
普段の生活の中で自分を表現することが苦手だったわたしは楽器を演奏することで自己表現しようとし、
それがわたしなりの発散になっていたんじゃないかな。ただ演奏するだけで泣けてくることもあったし、
カルメンのハバネラを弾いたときには、男を翻弄するってのは、
こんな感じなのか知らん?と思ってみたりして!(まだまだ甘かったはず!)
もうひとつは、音を人と合わせていく楽しさ。
会話しているみたいに音楽が出来たらどんなに楽しいだろう!って思ってました。
今、オケアンに入ってとっても楽しんでいます。
皆さんとどんどん音楽で会話しましょうね。
もちろん音楽以外でもですが!
それでは、今後ともよろしくお願いいたします!!
長くなっちゃったけど、ここまで読んで下さった皆様に感謝!
「なおちゃん」でした。